余談の部屋 【 R-TYPE.classic 】

なにもがすべて なつかしい

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00.02.20 - 00.05.06

【プロローグ】
ウメハラと共にサードをやっていく上で、短期間での自分の成長や意識の変化などを書いておくとおもしろいかな、と思い少しづつ書いておいたものをまとめてみた。なんか期限きめられてやることと覚えること山積みで受験みたいだなぁって思った。ちなみに大会でボロボロだったらお蔵入りの予定だったんだけどね


▽2月の下旬
最近はモアでのZERO3の対戦もすたれてきて、決まったメンツとやるのがあたりまえになっていた。ウメハラもVブランカを使い着地キャンセルを駆使して戦ったり、明らかに退屈しのぎしている始末。そんなある日、「スポット21のサードの対戦の盛り上がり方がハンパじゃない!」という情報が耳に入り、とりあえずスポット21に行ってみた。店内は予想以上にすごい人で、この盛り上がりの原因は5月に開催される全国大会の影響だろうと思われた。このとき、俺も柏木も「サードは人が多くていいねぇ、やんないけどさ」って感じだったが、ただ一人ウメハラは違ったようだ。

ウメは次の日からスポットに繰り出し、昔サードを少しやっていたのをいいことに連勝をはじめた。しかしサードの世界もそんなに甘いものではない。やり込んでいる相手には負けていた。「なかなか勝てないからサードは楽しい」ウメハラらしいセリフとともにやつはスポット21へちょくちょく足を伸ばすようになった。

そして数日たったある日、ウメから現在のサードの盛り上がり方とサードの上位勢の概要と大会までの期間を知らされる。それらを考慮した上で、「今から2ヶ月間、本気でやればおもしろいかもよ」と提案される。そして全国の3on3のチームは俺、柏木、ウメで出ようというのだ、熱い企画だ。サードで強くなる自信はないが、ウメと組めばなんとかなるだろうと思い、けっこう乗り気になる俺と「もう下積みはイヤだ」とちょっと否定的な柏木。とりあえずウメにそれっぽいことを言われて納得させられていた。まあ柏木は餓狼(MOW)という舞台もあるので、やり込むならそっちだと本人は主張していた。

▽3月初旬
とりあえず俺も柏木も遊び程度でしかサードをさわったことがない。そのため現状の力を把握という意味も含めて2人で対戦してみた。とりあえず柏木ダットリーに負け越し、道はかなり険しそうだと感じた。

▽3月初旬2
西スポのガロウの大会へ柏木に付き合い行ってみる。目的はサードのトップと言われるニュートン勢の質のよい対戦をみること。試しに少し乱入してみたがクチャクチャにされた。現段階では何が凄いのかすらよくわからんが道は険いことは確実だ。柏木は言うまでもなくゲンナリしていた。

▽初旬3
バイト先の大宮でバイトの合間にもくもくと一人用をプレーする。サードはCPU相手でも練習できることがたくさんあるので一人用も今は楽しい。新宿に行く時間がないのがちとつらい。

■初大会

▽中旬
ウメから秋葉ファンファンの大会へ誘われる。とにかくうまいまこと使いが見たかったため同行。どさくさで参加するも1回戦で負ける。ウメの結果は3位。コンボミスで負けたので悔しくサードへのやる気が向上する。

▽中旬2
ウメと石川さんと一晩中対戦。サードの世界観が少しわかった気がしたが全然勝てねぇ。まあこの二人が相手じゃしょうがないが、少し戦略を練ってみよう。

▽中旬3
柏木がどうもヒヨりぎみらしい。やつの意見としては「これからサードを一から始めるよりは餓狼をやりこんだほうが頂点に近づける」ということだそうだ。まあ餓狼ではすでにけっこう強いらしいし、しょうがないか。夜はスポットへ行ってウメやダイ君に会う。やり込んでるまこと使いがいて参考になった。俺自身も数連勝できてけっこう満足。どうやらスポットには「SHU」という強いまこと使いがいるらしい、一度見てみたいもんだ。

▽中旬4
バイト先である大宮で対戦相手にありつく。3~4人やってる人がいて、この日だけで50戦くらいはできた。しかもけっこう勝てる。しかしゴウキの竜巻スゲー強いなぁ……。

▽下旬
ネットで調べた蕨のマジックタウンへ行く。100円で3回できるのでモリモリ対戦できる。しかも強い人もいるので来れる時はここを使っていきたい。ウメやダイ君ともここでモリっとやりたいもんだ。

■KRDとの出会い

▽下旬2
ウメと共にマジタンへ。今日はKRDという団体の人がいてけっこう対戦した。リュウにかなり困った。ウメは4~5人のループに永遠と勝っていたのが印象的だった、やっぱすごい。

▽下旬3
最近バイト中にコピーしたムックの攻略やシステムを覚えている、マジで勉強って感じ。スポットに行くと大阪から名のあるダットリーとゴウキが来てるらしい。連勝中のダットリーに乱入したらミラクって勝ってしまう、ちょっと自信上昇。しかしその後クチャクチャにされ死亡。まだまだそんなもんだろう。

■覚悟の量

▽下旬4
チームメイトの石川さんとけっこう話した中で、「ウメのワンマンチームだったと言われたくはない」という話で盛り上がった。とりあえず俺は泣けるくらいの努力を目標にがんばろうと思う。んでマジタンでウメとニューチームメイト石川さんと朝一でサードをやる。結局夜までやったのだが今日は投げ返しの反応を意識して対戦した。それなりの収穫はあったのでよかった。本番ではせめてまともな動きぐらいはできていたいもんだ。
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■正中線への迷い

▽4月初旬
西スポの5on5にZERO3軍団で出場。SAもこれまでは土佐波だったが正中線にしてみた。緒戦、俺はユンとあたり勝ちペースで試合を運ぶも、調子にのって出した疾風>正中がつながらず逆転負け、ヌルイ。結局その試合はウメパワーで勝つも2回戦は本命ニュートン勢チームとあたり、俺はチュンリーに善戦するも敗れる。ウメもそのチュンリーに負けてチームは負け。かなりチュンリーに勝てるようになりたいと思った。大会は刺激があっていい、またサードやる気がUP。

▽初旬2
バイトラッシュにより、サードは一人用で連続技の練習がメインの状況。実戦でブロッキングを狙えないので今度はそれも少し意識して対戦しようと思う。

■ZERO3メンツの動向

▽初旬3
ZERO3ランバトのとき、ヌキがサードでチュンリーを使っていた。ヌキも全国に出るらしい。ZERO3メンツもけっこう参戦するみたいだなぁ。次の日、柏でZERO3の大会だったが野試合はもっぱらサード。マゲや汁などがいたのでけっこう対戦できた。汁は思ったより強かったので経験の少ないアレックス戦ができてよかった。その後ワラビの対戦会に行き、関西のまこと使い井上君と知り合う。

▽中旬
マジタンでうまいトゥエルブ使いの人とサシでずっと対戦した。色んなキャラを使えるらしく、けっこう良い練習になった。まだ当面はキャラ慣れを意識しなければならないだろう。

▽中旬2
スポットでニュートン軍団のチュンリーと集中的に対戦したがほとんど勝てず。チュンリー戦のうまいまこと 使い誰かいないかなぁ。スポットの一回100円はけっこうキツイ。

■基板プレイ

▽19日
OK邸にて昼からOKとサシで基板対戦。色んなキャラを使ってくれたのでありがたかった。ブロッキングの練習とかもやらしてもらってけっこうよかった。サードはやればやるほどZERO3で得た経験とは別の強さが要求 されるような気がする。それはそれで人間力UPにつながるからいいんだけど、短期間で身につけるとなると けっこうしんどいかもなぁ。

■あなごさんと意気投合

▽21日
サードチャットでKRDという団体のあなごさんという方と知り合い、この日はマジタンで対戦してもらった。あなごさんはエイジスユリアンなのだが、俺はエイジス連携への免疫がまったくないため馬鹿みたいにモリモリくらってしまう。まあそれも死につづけて学ぶもの、勉強になります。夜おそくから対戦していたので気づくと終電がなくなっており、覚悟を決めているとあなごさんが家に泊めてくれるとのこと。いい人やー。んであなご邸ではエイジス連携についてやサード界について、それ以外の話もけっこうできて楽しかった。夜食までごちそうになってマジ感謝でした。SHUのまこと本も手に入れて大満足!

▽22日
ランバトでヌキチュンリーとモリっと対戦。ヌキの成長スピードは本当にすごい、けっこう負けた。しかし今日はサード開始以来、ちゃんとやってる人相手に初めて10連勝できた。サードは連勝しにくいが連勝すると自分の勝ち方の形みたいなものができてくる。連勝すればするほど強くなるなぁ、と改めて感じた。明日の大会がんばれるといいなぁ。

▽23日
全国の最後のシード権がかかった大会。なんだかんだいってどうにかなるだろうと思っていたが、俺が引いたくじは最悪の組み合わせ。いきなり本命チームの2連発だった。最初のユリアン、ケンチームには勝つも次の 町田チームにはウメがチュンリーに負けてしまう。んで終了。今日も俺は大会で勝てなかった。アベレージではだいたいのチュンリー使いに勝ち越すウメも大会一発勝負じゃ、けっこう辛そうなので俺もトップレベルのチュンリーを事故らせられるくらいの力をつけたいと思った。

▽24日
SHUの本に書いてある小ネタの数々をバイト前とバイト後にマジタンで修行。けっこうできるようになると実戦で試してみたくてたまらなかった。今日はKRDの方々はおらず、代わりにうだうだうるさいゴウキ使いがいたが、こんな無法者と戦うのは久しぶりで、しかも負けると超悔しい。そんなヤツに負ける自分のヌルさが悔しくて強くなりてぇ、とまた思う。そのためにはもっと対戦せねば!

▽25日
空いている時間を探してはCPUでひたすら小ネタの練習。そんな練習も今は楽しい。あー強くなりてぇ。

▽26日
バイト前後にマジタンへGO! かわうそ社長さんの電刃リュウと対戦。慣れない電刃リュウとの貴重な対戦経験を積むことができて満足。画面端がらみの攻防を意識しながら戦わんとあっという間にピヨらされる。よい経験になった。夜にあなごさんとも対戦してもらって感じたこと、とりあえず練習した小ネタにはけっこう強力な連携もあるんだが、強者と戦うとそういった攻略で勝負する前に全体的な立ち回り、相手の攻略に対する防御技術の差などでやられてしまう。このままでは大会では事故すら起こせないだろう。現時点の俺がこの壁を越えるには死ぬほど対戦するしかない。時間はないがやるしかない。強くなりてぇ。

■朝から決闘

▽27日
昼間の時間を有効に使うため、ダイ君に付き合ってもらい津田沼エースで朝からタイマン。チュンリー戦を死ぬほどやってもらったため、チュンリー戦で何が必要なのかだいぶわかった。緊張感のあるよい対戦がモリモリできたので大満足。ダイ君の話だとニュートンランバトの「J」という人のまことは並み居るチュンリーを倒しまくるらしい。いっぺん見て、できれば話してみたいもんだ。

▽28日
昨日のダイ君との決闘の中で、ユンともちょっとやったとき「雷撃襲に対する対応が甘すぎる」と指摘されたため、今日は昼過ぎからウメにつきあってもらいマジタンで雷撃対策。夕方からバイトだったため、ウメと別れる。バイトがPM10時過ぎに終わったが気合いでスポットまで行き少しでも良質の対戦をする。調子に乗って乱入しまくっていたら終電がなくなりこの日はジョージアさんの家にofcとハゲ君とともにお世話になる。色々な話が聞けてよかった、とりあえずまことは関西がすごいらしい。ジョージアさんに感謝。

▽29日
前日ofcからの情報により夜はジャスパに行ってニュートン勢と対戦。50円で2クレジットだったので、助かった。んで明日は町田に行かねばならないためきりあげる。久しぶりにリンスのケンと戦ったけどけっこう負けた。悔しいなぁ。

▽30日
テツマー明けにダンさんのヒュ-ゴーと決闘! ダンさんはサードを何ヶ月もやってないのに超力強い。とりあえずブロッキングがうまくて、グラップがうまくて、包容力(立ち2回転)があって、マジで驚いた。その後、町田のZERO3の大会へ。メインのZERO3の大会もさることながら、サードも町田勢相手にクチャクチャだったのでけっこう辛かった。寝てないとか、言い訳要素はあるがそんなこといってる場合ではない。とりあえずボロボロでも対戦回数だけはこなしておいた。町田勢も合宿とかして相当やってるらしいので、もっともっと俺もやんなきゃ勝てんな。

▽5月1日
ついに5月突入。あー時間が足んねぇ。今日は一人用で少し練習した程度だった。GWはゲーム以外の友達とも会う予定があるので、サードばっかやってるわけにはいかないのがなんとも。とりあえず時間をみつけては小ネタの練習だけでもやっておこう。

▽2日
マジタンでKRDのジョージアさん、ビスタチオさんとモリモリ対戦。マジタンに来始めたときは本当にボロボロだったけど、少しは勝てるようになってきた。しかしもっと強くならねば。はぁ。

▽3日
久々に柏の攻略好きのシイナに会う。ヤツもまことを使っていたため、「なんかマニアックな小ネタはないか?」と聞くとSHUの本にも載ってない小ネタをけっこう教えてくれた。ネット情報なしでのたった一人の攻略なのにすごいやつだ。柏に行ってよかった。

▽4日
ハーフでサード遠征者とモリモリ対戦。もはやここまできたらひたすら対戦するしかない。今日初めてニュートン勢のユンに勝利できた。偶然でもうれしいなぁ。今日は調子がよかった。ほんとに時間がもっとほしい。

■Jさんと遭遇

▽5日
前夜祭には行かず、夜ハーフで平井ケンと対戦。その後、西スポに行くとJさんがいたので話しかけてみる。すげー良い人でJまことの戦略とか教えてくれた。もっと早く話したかったなぁ。明日はいよいよ本番ですな

そして本番へ……。 このページのトップへ
■本番

ついに全国開催日。思えばこの2ヶ月間、遊び程度でしかさわっていなかったサードをなにかに追われるように続けてきた。色んな人とも知り合えた。今日こそ、その成果を示すときだ! 前日ウメのこれまでの大会でのエピソードなどを聞きながら大会での心構えや意識を整える。そしていざ会場へ! 柏木とやったZERO3の大会の時よりは少し狭いがキレイで良い会場だ。 参加チーム数はZERO3のときよりだいぶ多いらしい。くじ引きは俺が引くのはリスクが高い(前科あり)のでウメに引かせる。予選ブロックは意外と良いブロックに入ったようで一安心だった。

▽予選1回戦 VSトゥエルブ

先鋒はじゃんけんで勝ったので俺。相手はトゥエルブだった。よし! トゥエルブならいつもマジタンでビスタチオさんと戦っている、大丈夫だ! と思うも緊張のせいかうまく動けず、ずるずるとやられてしまう。大会に呑まれているのか?
チームは次鋒の石川さんが3タテして勝利! さすが石川さん。

▽予選2回戦 VSケン

またもじゃんけんで勝ったので俺が先鋒。接戦で迎えた1R終盤、俺の大Kボタンがつぶれて機能停止。すぐに「大Kきかないよー!」とアピールするも試合は続行される。試合が終わると大Kは元に戻り、なんともやるせない気分で席を立った。ついてねぇ……。
チームはまたも石川さんの活躍で3タテ勝利。これで予選は突破。

予選が終わると、一時休憩時間がもうけられたのだが、そこでアクシデント発生! 俺の財布がない!! ケツポケットにいれておいたから座りながら落としてしまったらしい。放送で言ってもらうも見つからない。あーもう俺クチャクチャ。とりあえず警察に届けるが「こんな気持ちで大会どーすんだよ?」と悩む。

▽決勝トーナメント1回戦 相手忘れた

今回は石川さんがじゃんけんに勝ったので先鋒。しかし負けてしまう。んで俺、出陣! この最悪の状態で普通にやったって勝てるわけがない! 何も恐れず無茶苦茶にしてやる! という気持ちで臨んだ。とりあえず開幕ダッシュ唐草! 返されようが関係ねぇ! と突っ込んで、これが成功。もうウハウハであとの内容はほとんど覚えていない。気づくと俺が3タテしていて、うちのチームが勝っていた。とりあえずガッツポーズしたが本当に無我夢中ってやつだった。

▽決勝トーナメント2回戦 UBIチーム
またもじゃんけんで石川さん先鋒。また負けて俺、出陣。前の試合で覚醒していたため、流れに乗って好き放題! 二人抜いて大将のチュンリーに負ける。しかしこっちの大将は王様ウメハラだ! と思いきや、ウメは善戦するも負けてしまう明らかにいつもの動きではなかった……。ウメが負けた理由は一つ。初プレイがいきなり強敵だったということだ。これまでの予選で幸か不幸か一度もプレイしておらず、エンジンが全然温まっていなかった……。

ウメが先鋒に出れなかった理由は俺と石川さんにウメハラを安心させられるほどの強さがなかったからで、そういう意味では石川さんはともかく、俺のがんばりは複雑な誤算だったのだ。ウメもかなり不完全燃焼だったようでなんとも後味の悪い敗北になった。トーナメントからいっても充分優勝を狙えたので悔しかった。

席にもどった俺は薄っすら涙を浮かべていた。たった2ヶ月でここまでできたことへの喜びか、チームが負けたことへの悔しさかはわからんが、それだけ真剣だったことは確かだった。ZERO3全国でもでなかった「涙」が俺の視界をを遮った。サードをやりこんだ動きというわけではなく、セオリー無視した無茶苦茶な動きであったが結果につながったことで、当初の最低限の目標は達成された。がむしゃらな日々に意味はあったんだ。

大会全体としてもZERO3メンツがかなり暴れて結果を出していて良い感じだったと思う。ぶっぱなしが安定思考の社会に一括入れたような印象があった。

【エピローグ】
俺は今後まことを続ける可能性は低いが、まったくやらなくなることはないだろう。本当にがんばってよかった。知識を教えてくれた方々、そして対戦してくれた方々に深く感謝です。わずかな時間の中で貴重な経験ができました。そして、誘ってくれたウメハラにありがとう。 このページのトップへ
03.10.11-12

格ゲーを始めてから現在にいたるまで様々な経験と出会いをもたらし、最前線に立つきっ かけとなったタイトルZERO3。 五年経った今でも我が青春の南越ビックワンを中心に愛され続けている。今回はこの南越勢が中心となっての個人主催の大きな大会に「これでZERO3は最後だ」という思いを込めて行ってきた。そのレポ。

●初日個人戦

梅原が出場するということで見に行くことにしたんだが、戦いは前日のモア閉店から始まった。

「会場までいくぞ!」

キチガイなことを言い出したのは梅原だった。会場である三郷市文化会館までの距離は新宿から電車で一時間弱。知っての通り俺の地元である。故にその無謀さも誰よりもわかるのだ。ノリで挑戦する距離じゃあない。横には睡眠不足でぶーたれているマゴがいたが、こいつはこの企画の恐ろしさをまるでわかっちゃいねぇ。しかし我々の意見には耳を貸すことなく、強引に歩き始めるウメハラ。ここでは割愛するが、ここからの十時間は想像を絶するものだった。なんとか足のみで受付に間に合うように会場には着いたが慢心創意であることはいうまでもない。

体は悲鳴をあげていた。しかしホールを借りての個人主催の大会を前に、そんなもんは吹き飛んだ。ただならぬ会場の雰囲気とZERO3というゲームへの感謝をこめて、全然練習してなかったがエントリーした。馴染み深い南越の連中の大会だし1000円くらいは安いもんだ。

さてさて、組み合わせ抽選。「アール」の名前を探してみると……。
何やら聞いたことのある名前のたくさんあるブロックに放り込まれていた。
しかしとりあえず俺の隣の名前は

「永パッチ」

聞いたことはない! いけるか? と思いきや、誰かが「それ関西のトテクヤコーディだぞ」と教えてくれてヒザから崩れるw 知ってるぞw 現役は無理だ。

まあしかしコーディ戦はゴンタが帰ってきた時にたまにやっていたのでちょっとはわかる。勝算がゼロってこともないので、真須美に「トテクヤってゴンタの何倍強い?」って聞いたら笑いながら「2倍はみとけ」って言われた。絶望を確信。

んなわけで大会開始。俺が試合筐体で待っていると梅原の出番がきたらしい。相手は聞いたことないVソドムだった。開幕ソドムのジャンプにウメハラ>昇竜拳。ソドム>地上でガード。ウメハラ>コンボ食らう。

?????

なーんかイヤな流れだぞ。画面端、ソドムの受身を読み間違えてウメハラ>ガードの上からアッパー大昇竜。 またコンボ食らう。そのままずるずる負け。

おいぃぃぃぃッッッーーーー!

終わりかよw

ショックだったがすぐ試合だったので気を取り直す。

●一回戦(vs永パッチ)

立ち回りで意外とダメージがとれるぞ! と思いきや、おもむろに光られて浮かされて終了×2。これがZERO4かw 「しゃーねぇなぁ」と思いながら席につく。

そうだ、ウメハラ負けたんだ! 話してみると「まあしょーがないでしょ」と。たしかにVソドムは辛いが……、しょーがないのか……。意外とあっさりとした印象であった。その後、ウメハラはすぐ帰り、俺達は大会を最後まで見ていくことに。

真須美プロデュースってこともあり演出等はかなり頑張っていた。なによりも優勝者に送られた見たこともないくらいバカデカイトロフィーが熱すぎた! さすが真須美さんw

そんなこんなで初日は終了。「やり込みつづけた人間はやっぱうめぇなぁ」というのが正直な感想だった。
大会後はあまりにも疲れ、足はもはやとれそうになっていたがカプエス2の練習がしたかったのでエビちゃんとティンカと共に新宿に戻る。

夜、ゴンタと合流した頃にはもはや正気じゃなかった、そんな自覚があった。 このページのトップへ
二日目。

さすがに寝たので元気があった。荻窪に集合してゴンタカーで出発。ちなみに今日でZERO3は最後ってことで最近見つけたやたら気合の入ったロンTを着て行ったw

会場に着くと昨日よりも人は多く、懐かしい顔ぶれもたくさんいた。「本当に同窓会だなぁ」とジンときていると柏木登場。やっぱZERO3の最後はこいつと共に過ごすべきだ! そう思って2日前に急遽呼び出し、チームを組んでもらったんだ。もう一人はうせ君だったんだけど、都合が合わなくて来れず、社会人は辛いやね。
そんなわけで急遽代打でウメハラを応援に来ていたティンカに入ってもらった。

●分析

チーム「俺と柏木」

アール・ガイ@コンボに不安ありあり。

柏木・ナッシュ@昔のオリコン&最近レバーも触ってません。

ティンカ・ソドム@3年くらい前から何も変わってません。

戦力E・知名度S

大会ってのはなぁ、参加することに意義があるんだよ!w
そんなわけでエントリーしたんですよ。

一回戦「永パなんたら」

チームを見ると昨日当たった永パッチさんがいますねぇw

なんですか?これは?

●作戦会議

アール「コーディは昔お前(柏木)いじめてただろ! お前が殺せ!」

柏木「いやーこれって勝つとか言う話じゃないでしょ、記念記念w」

ティンカ「歯が痛くてボーっとするんだけど、薬局いかない?」

結果うしVソドムが出てきて3タテ食らって終了。
ひどいもんですよ。でもね、敗者復活があるらしい!
それに期待をかけるのは俺一人であったが……。

●敗者トーナメント発表!

とりあえずチーム名見ただけじゃまるでわからん。でも誰かが教えてくれた

「アールさんのとこ他にくらべたらかなり楽なブロックだよ!」

どうやらまだ可能性はあるらしいッ!!

予選では優勝候補筆頭だった「ズミトツカ珍チーム」を破り、予選を通過したウメハラ達は余裕で昼飯を食いに行く中、俺達は残って敗者トーナメントを待っていた。

●敗者T一回戦

草加のクロダがいるチーム。あいつ強いんだよなー。

先鋒、クロダVソドム。

またVソドムかよ!w うちのチームは勝てるキャラいねーぞw とりあえず一番やる気のない柏木を先鋒に出す>負け。同キャラで殺してくれ! と願いを込めてティンカを出す>負け。ソドムは無理! と思いながら俺が行く>勝ちッ!! すげーがんばった。相手も弱くなかった。最近格ゲーのモチベーションが高いことを再認識した。そのままVキャミィ、Vゴウキと倒して逆3タテ。なんとか首の皮はつながったぜw

負ける気マンマンだった柏木、ティンカから「お前ありえないッ! すごすぎ!」と連発されながら席に戻る。すると一回戦前に俺が軽く読んでいた、誰かがもってきた「銀と金」を突然ティンカが手に取った……

ティンカ「俺もこれで勝利へのイメージをアップさせるぜッ!」

といきめいていた。全く意味はないだろうがその姿勢は少し嬉しかったw

●敗者T2回戦 Zチュンリー、Vリュウ、Vナッシュ。

チュンリーをティンカが倒してくれてリュウに負け。柏木もリュウに負け。俺、がんばってリュウとナッシュを倒す。ゴクサがらみのコンボを2回くらいミスったけどなw

席に戻るとリュウに負けた柏木が唸っていた。確かにお世辞にもうまいリュウではなかったが……。 

「いやーリュウ:ナッシュの組み合わせで負けるはやりすぎなんですよ~、俺。昔一番やって自信のある組み合わせだったのに……。今日の俺、むちゃくちゃ弱いよッ!」

もはや自分自身にお怒りのご様子。とりあえずやる気は出たみたいだ。はやく復活してくれ!

●敗者T決勝 Vソドム、Vナッシュ、Vバルログ。

柏木が先鋒でソドム、ナッシュと倒す。ソドムを倒してくれた時、ティンカと一緒に手を取り合ったw んでバルログをティンカが倒して勝ち。 敗者T勝利!w 皆さんやっと温まってきました。

こうして、チーム「俺と柏木」は敗者復活を果たし、ベスト18に進出したのであった。席に戻るとサノやらゴンタやら試合を遠目で見ていた連中から、祝福される前にヌルさを指摘されまくる。ごもっともでございます。

でも勝ったもんねーw このページのトップへ
二日目の続き

ブロック優勝チーム12+敗者T優勝チーム6でベスト18に残ったわけだ。問題はこの次。くじ引きでシード2チームを除いた16チームを8チームにしぼる戦いがあるということだ。俺達としてはなんとしてもシードを引いて上に進みたいところであったが……。

シード引けずッッ!!!

そして気になる相手チームは……「ガードクラッシュ」!!

名前を見ると、とりあえず知らない名前ばかりだったが、ここまで勝ち残っているってことは弱くはないはず。しかし、情報通によると残った16チームの中でもかなり楽な方であるとのこと。わずかな希望の光が差す。

●vsガードクラッシュ(Z元、Xダルシム、Vリュウ)

キャラの構成的には比較的楽な方だ。鍵になるのはダルシムをどう殺すか! 先鋒はまたしても柏木を起用。昔Z元戦にはかなりの自信を持っていたが、本人はてんで弱気で負け。次鋒ティンカに期待をよせる。積極的にオリコンを当てて元に勝利。相手の次鋒はXダルシムが出てきた。イズムがX:Vならイケルぞ! といきめいたが、端でファイア>テンペストを食らって負け。「全部俺が殺す!」と吼えて俺は筐体に座った。昔はマエダさんとよくやったXダルシム戦。当時から苦手な組み合わせではなかった。要所、要所でゴクサを決め、最後はゴクサ>剛雷からコンボで殺せた……所をミスったがなんとか勝ち。続いて大将Vリュウ。ノダリンの課題でもあるこのキャラには負けられねぇ! ってことでけっこう余裕を持って勝利! これにてベスト8進出ッ!!!

壇上で「よっしゃあ!!!」ですよw

この大会、俺達には一つの野望があった……。
決勝トーナメントまで勝ちあがり、K1方式でウメハラチームを指名してやつらと戦って散る、という野望がなッ! その野望が今、叶う寸前まできたのだッ!

●決勝トーナメント

K1方式ということで、番号を呼ばれた順にトーナメントを埋めていくものだった。ウメハラチームはシードだったので0回戦席に座っていた。俺達が呼ばれた時、まだウメハラたちの一回戦の席は空いていた……。そう、やることは一つだッ!

「早まるな!!」

という柏木の静止をとき、俺は一回戦でウメハラチームと闘う席についた。

「決まったぁぁぁぁ……」

ここまで構想通りにいくなんて……。俺と同じ野望を胸に秘めたティンカの顔も感無量といった感じでご満悦だった。そう、全てが完璧だった、ウソみたいに理想的な展開だと思ってた、この瞬間までは……。

●ウメハラチーム0回戦(vs鬼スラチーム)

先鋒 ゴンタ×鬼スラ@ゴウキ、ゴンタ惜しくも負け。

次鋒 真須美×鬼スラ@ゴウキ、なんとなく負け。

大将 ウメハラ×鬼スラ@ゴウキ、まさかの負け。

ウメハラチーム負け。

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ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

真っ白ですよ……。

横見たらティンカの口があいたまま動いてませんでしたよ。時間が止まってました。そして呼ばれたんです。

「俺と柏木チーム! 試合です!」

無理じゃん、この状態じゃ。「今すぐかよ?」と本気で思ったさ。けどそれが現実。
なんとか切り替えて仇討ちのつもりで挑むも、あっさり鬼スラ@ゴウキに3タテ食らって終了。
こうして「俺と柏木」の戦いは終わった……。相手うんぬんの前に、試合直前に戦う意味を失っていた。
そんな経験は初めてだった……。

こうして数々の出会いと、経験をもたらしたZERO3は俺の中で終了した。

梅原がふるわなかったのは残念だったけど、自分の結果だけ見れば本当にありえないところまで勝ち進んでしまった。しかもこんなメンツでw 三郷市文化会館という本当に俺の地元で行われたこの大会。大会を作った人間の苦労は本当によくわかる。体もさることながら心労もひどかったことだろう。スタッフのみんなには本当にお疲れ様といいたい。すげー楽しかったよ!

そして思い出のタイトルZERO3にありがとう。

アールガイは最後までよくやってくれたよ このページのトップへ

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Information

アールと呼ばれた男
  • Author: アールと呼ばれた男
  • ここにある文章は1999年に書いたものからあります。今見ると、恥ずかしい表現や拙い価値観も敢えて修正はしない。
    そう、敢えてだ。
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