余談の部屋 【 R-TYPE.classic 】

なにもがすべて なつかしい

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04,08,02

5月4日

そうあの日のオレは龍書文のようだった……。
ちょっと抜き手に自信があったからといって、筋肉ダルマに襲いかかりマッチョな
ケツにこれでもかというくらい、挟まれて死んでいった……。
奴は本気で闘劇で優勝するつもりだったということを、そのとき確信した。
オレも昔よりはちょっとは強くなったと跳ねっ返り、軽い気持ちで乱入した先には
ゴリゴリに勝つ気満々だった、夢に敗れた侍がいたのだ。

6月初旬

時間ができた。何かをやろうと思ったとき、脳裏に浮かんだのはあのケツに挟まれ
続けた悪夢だった。セイヴァーというタイトルで、ガロンというキャラを選びながらも
キャラの強さに甘えて深い研究はしなかった。知っているのにやっていない行動が
多々あった。前回の対決のときも、コンセプトはヴィクトルに有効な戦術を考え、
殺せるようになるというもので、セイヴァーを、そしてガロンを煮詰めようというところ
までは届かなかった。今回は現在のセイヴァーと向き合い、ガロンというキャラと向き
合い、研究してみようと思ったわけだ。

6月中旬

幸い関東には、のこの気持ちを受け止めてくれるプレイヤーが居た。
そんな人々を見つけては乱入しまくり、なぜ負けるのか、どこに差があるのか、
を探求する日々だった。どこまでもぬぐえなかったのは、「相手に楽をさせている」
という感覚で、これこそが今のと現役の人間との差であると思った。たまに勝った
ところでその勝ちには大した意味はない。の視線の先には、肉ダルマの腹筋を貫く
絵しかないのだから……。
の抜き手を決めるには、トップレベルのセイヴァースキルが求められる。
そのためには……、やるしかない!

7月になる頃

やっと、トップクラスの人間に楽をさせない戦い方ができるようになってきた。
しかし、キャラ勝ちを実感できるほど、ガロンの嫌な立ち回りを身につけることはでき
なかったのが本音だ。 だが、にもにも残された時間は少ない。
それが現実だった。現時点の仕上がりで勝つためには武器が必要だった……。
そこで目を付けたのがDFだ!!!

古来より、分身技が弱かった試しなし!

そう信じて研究を重ね、実践での有効性、汎用性を高め、最低限のネタを仕込んだ。
これでを悶絶させる! そして最後はのモーメントで真っ二つだ!!
リミットまでに、その青写真は出来上がった。後は経験のほとんどないヴィクトル戦の
イメージと対策を叩き込むだけだ……。

7月下旬

他のガロンと比べて、対策面や知識面では負けているかもしれないが、少なくとも
現在いるガロン使いとは一線を画す、アールガロンに仕上げる事には間に合った。
だから胸を張って大阪へと向かった。のケツの悪夢は明日で終わると信じて……。

決闘の地、カマロに着くとが軽いスパーリングを申し出た。ネタを仕込んでいる身
としては、少し身構える瞬間ではあったが、対戦してみると奴はさらに洗練された
ケツ奥義の数々を惜しみなく見せつけてきた。

そういうつもりなら、やってやるぜ!

というわけで俺も東京で鍛えられた立ち回り、抜き手への入り方を見せつけた。
お互い動きも暖まり、機は熟した……。

決戦の時だ。

最後の戦いということもあり、ビデオを構え、コメントを残し、筐体へと向かう。
kaji君仕込みの気合いを入れてスタートをプッシュした!

スタートの滑り出しはよかった。事前にシュミュレーションしていた遠距離と近距離
での行動が機能する。明らかには戸惑っているようだったが、回数を重ねるにつれ
の2択のプレッシャーは増していく。いつ挟みにくるのか、いつ裏の打撃がくるのか、
クセが読めないだけに心臓に悪い時間が増してくる。一度奴の投げが決まりだすと
やりにくい。どんどん増長していくヴィクトルの攻撃が当たり始めた……。

あっという間に星をもどされて、精神的にもキツイものが押し寄せる。
しかし、関東で過ごしたあの連コインの日々が俺の心を支えてくれた。
ここはヒヨるところではない、ここではヒヨれない。

投げは怖いし、打撃も痛いけど前進を止めはしない、踏み込みを甘くはしない、
そう意識して対戦できたように思う。

そして、ある程度お互いの手の内が出尽くしてきた感のある9戦目。
そろそろいいだろうと思い、モードチェンジ!

DFモォォォォド!

誠と研究した初見無理連携と、その裏に当たる発動投げを積極的に解禁。
そして発動投げフィニッシュ! 朧のチビル姿が目に浮かんだ瞬間だった……。

しかしDFには、ワンミスでその試合を落としてしまうというリスクが常につきまとう。
解禁したからといっても露骨に発動ってわけにはいかなかった。
そうこうしているうちに6-10で筐体を変わって折り返し。ここからの追い上げは
全然できると思っていた。ちょっとでも奴がヒヨったら、DFを乱発してやるぜ!
という気持ちで構えたが、そこは相手も百戦錬磨、簡単には折れてくれない。

4本の差が縮まらない……、そこには一つの盲点があった。
遠距離、近距離での攻防はシュミュレートしてきたので色々対策を立てる事はできた
のだが……。中距離、特に画面端を背負わされたあとの攻防でダメージをもらっている
ことに気づいた。こちらのバックジャンプが、ことごとくアッパーで対空され、そこから
辛い2択が始まる。このせいで流れを引き寄せる事ができそうでできないジリ貧の
まま14-19まできた。 ここから六連勝できるか……?

できる! やってやる!

朧の前飛びのタイミングも掴んで、だいぶくぐれるようにもなってきた。
そう思いつつ、まずは一勝目を上げた。そのとき実はまだ朧の星が18本であった
事実を聞かされ、俄然イケル感が強まりながらもう一本取る。

このままいく!!!

そう思って戦うも、奴も最後の意地で取り返してきた。
しかし流れはまだこちらにある! ここでヒヨるわけにはいかない。

排水の陣となりながらもまた取り返して運命の36本目。
やはり流れは俺にあるようで、このまま勝てるという試合運びができたと思う。
そして終盤にDF投げを狙いにいった刹那……、

DF発動ミスゥゥゥゥ!!!!!

何ぃぃぃぃ!!!!

ここで出ないかっっっっ!

と思いつつも気を持ち直してダウンを奪い、もう一度発動を試みる!

またも不発ぅぅぅ!!!

そのまま均衡を破られオレの敗北が決定した……。

最後の最後でミスしてしまったというやりきれない思いもあったが、それまでにも
ありえない場面でのモーメントミスが何度かあったので致し方ない。俺がここ数ヶ月
でやってきたことは全て見せる事ができた。しかし負けは負けなわけで、体中の力は
抜け、脱力しきった俺がそこにいた。

とりあえず、張りつめていたものが切れたのがわかった瞬間であった。負けは負け
として受け止めるという悔しさよりも、ここまでがんばったセイヴァーでこれだけの
良い対戦ができた事に感動したという気持ちが強かった。

だからオレは勝負師としては甘いんだよなぁ……。

関東で対戦および対策に付き合ってくれた全ての人と、カメラを用意して記録してく
れただらっさん、大阪まで付き合ってくれたティンカ、そしてガロン相手にガチを受け
てくれた朧に感謝して、この決闘の記録を終わりとする。
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アールと呼ばれた男
  • Author: アールと呼ばれた男
  • ここにある文章は1999年に書いたものからあります。今見ると、恥ずかしい表現や拙い価値観も敢えて修正はしない。
    そう、敢えてだ。
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