余談の部屋 【 R-TYPE.classic 】

なにもがすべて なつかしい

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モアのカプエス2常連の中で異彩を放つ男がいる。
その風貌は魔術師のごとく、そのたたずまいは「不敵」の一言。
使用キャラの妖しさ、プレイスタイルの独特さ、知り合いの少なさ、
そのほとんどが謎につつまれていた。

通り名は、伊予

今回はこの男の対戦観を聞くことができたので検証してみようと思う。

伊予の使用キャラはマキ、ロック、ロレント、ダルシム。
全国までは前の3キャラであった。テクニカル系のキャラ選択、しっかりした立ち回り、語らずともわかるキャラへのこだわり。潜在能力は感じるものの誰も使いこなすことができなかったマキというキャラを伊予はこれ以上ない形で成長させていった。にもかかわらず伊予はモアで独りで戦い続けた。知り合いになろうと思えばすぐになれたはずなのに、寡黙に孤独にひたすら画面に向かっていた。

驚くことにあれだけマキやロックのネタが豊富なのにもかかわらず、家庭用は一切やらず、攻略はすべてゲーセンでしていたという。俺は絶対にヤツは家でやりまくってるに違いないと予想していたんだが、それだけに意外な答えだった。

元々サードの有名プレイヤーだった伊予だが、その立ち回りを重視する丁寧なものだ。昔ながらのカプコン系プレイヤーを目指していたようで、これまた意外にもサード自体はあまり好きではないような口ぶりであった。

格ゲーにおけるテーマというものも持ち「最大の敵は昇竜拳である」と言っていた。おもろい。伊予の操るテクニカル系のキャラにとって、一番重要なのは秀逸な連携でもコンボやコマンドの精度でもなく「相手の呼吸を読むこと」にあるという。その最たるものが昇竜拳。この技をかわすことに醍醐味があるというのだ。そしておもしろいことに連携や攻めを構築する上でフレームなどはまったく気にしない、というか本人データやシステムに関してかなり無頓着で、動きはすべてフィーリングと経験によって構成すると言っていた。

何よりも緻密な計算が必要に感じるテクニカルキャラにおいて、最先端をいく男のこの発言はとてもおもしろく感じた。思えば俺もガイ使いだった頃はこんな感じだった。それはさておき。

柔軟な思考と数字にとらわれない独創性こそがあのマキを形成している。効率を重視する人間が多くなってきた、故にマキのようなキャラを使いこなせる人間は減っているのではないか? 伊予と話していてそんな気がした。

伊予も言っていたが誰も先駆者のいない道で自分が先駆者としてそのキャラを作っていくのが楽しいという感性。これは俺も同感である。そして先駆者であるという自覚がもたらす強さも絶対に存在すると思う。

伊予と話してみて印象的だったのは、それまではすごくデジタルなイメージだったのに実はかなりのアナログ人間だったということ。ひかえめな人間性は予想通りだったが。

「自分なんて薄っぺらいっすよ」って言ってたからね。いやいや勉強になりますよ。

PS、伊予の由来は愛媛出身だからなんだと。
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アールと呼ばれた男
  • Author: アールと呼ばれた男
  • ここにある文章は1999年に書いたものからあります。今見ると、恥ずかしい表現や拙い価値観も敢えて修正はしない。
    そう、敢えてだ。
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