余談の部屋 【 R-TYPE.classic 】

なにもがすべて なつかしい

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この日記で色々語ってきたが今回で100回目となることを記念して、あえてあんまりふれなくしていったウメに関して熱く、そしてクサく、語ろうかなという企画。
ちょっとクサいがスペシャルなので勘弁!!

高校時代、南越で対戦していた俺はいわゆる地元最強系の常連だった。
当時の格ゲーに対する意識は「まあゲームだし」「しょせんゲームだろ」といった真剣とは大きく離れた位置にあった。周りの意識も似たようなものでまあゲームだからなぁ、といった人が多く、真剣な勝負事として捉えている人は少なかったように感じる。当時は偏見からゲームマニアはオタクばっかだろうと思っていたのでしょうがなかった。けど対戦自体は好きだったし、楽しかったのでゲーセンでは勝っている方だった……。

「化け物のように強いヤツがいる」

昔からよく言われた言葉だ。しかし俺がそれまで見てきた「化け物」と呼ばれた人達は確かに強かったが、やっていくうちにいつか勝てた。そして絶望的な力の差を感じることはなかった。結局人間を相手にする以上、勝ちつづけられるヤツなんかいない。そう、本気で思っていた。もしこれを可能にする者がいたとしてもそれは永久コンボや破滅的バグを使った「本物」ではない者だろう、そんなものに興味は沸かない。

そんなある日、俺はZERO3全国大会のTV放送を見る。
当時は柏に行き始め柏木と出会い、格ゲーをゲームとして見るのではなく対戦として見るように変わり始めていた時期だった。

梅原大吾がセイヴァー優勝者であることは知っていた。それ故にZERO3も制したことは俺にとって驚くべきことだった。例えゲームであろうと実力のあるものが簡単に勝てる世界ではない事は身をもって知っていたからだ。強いキャラを使っていたって負けるときは負ける。しかも前回優勝のプレッシャーも軽くはないはずだ。相当な差がない限り、連覇なんてできるわけがない。なのに連覇、ついでにいうならヌキも連続2位。

俺の知らない世界がある

TV放映を見終わった後、ハーフに行く決意が固まった。とりあえず自分の目でプレイでもって測ってみる価値はある。本物は存在するのか。

初対戦の梅原大吾のキャラはサブの元だった。俺はガイと元。練習中だったガイでは、勝負にならず、同キャラの元で挑むことにした。7,8回に1回くらいは勝てる。がしかし梅原大吾のプレイは、回数を重ねるごとにどんどん変化していった。元というキャラ特性もあったのだろうが、ある時はP流派だけとかK流派だけとか、嘗められてるかというとそういう感じもしない。ただ一つ言えることは梅原大吾は様々な形で駆け引きを持ちかけてきて、ことごとくそれに勝利するということだった。たまに俺が勝つときもあるが重ねるプレイから力負けしていることが嫌でもわからされる。

なんだ、こいつは?

7,8割方勝っているにもかかわらず、こちらの連コインに付き合い、すぐに入ってくる。
明らかに俺より強い同キャラで……。

こいつはいつになったらやめるんだ?
何考えて対戦やってんだ?
メインはどうした?

と本気でヒヨった。
結局、金が尽きてこちらからやめる形になってしまい、ハーフを後にしたがこんな対戦は初めての体験だった。勝率を超えた敗北感を刻まれた気がしたんだ。

梅原大吾には何が見えているのだろう?

圧倒的に本物だった梅原大吾にとても興味が沸いた。
今までの俺の固定観念を根元からぶっ壊して吹き飛ばした梅原大吾とは、どのような人物なのだろうか。どこに住んで、何を食い、誰と遊んでいるんだ? もう軽く病気だった。

それを知るには梅原大吾の見ている世界に近づくのが一番早いと思った。強くなりたい。いや強くなる。それからハーフに通い、時が経ち、梅原大吾とも話をし共に行動することによって少しづつ、少しづつ謎は解けていった。

梅原大吾は別にゲームのセンスがずば抜けているわけではない。
その証拠に新タイトルの出始めは普通に弱い。しかしやると決めたらあきらめず、柔軟で謙虚な姿勢で努力し、少しづつ巧くなっていく。ある一定の土俵に立てばそれまでの様々な経験を生かして恐ろしいほどの強さを発揮するが、それまでは本当に普通なのだ。ただ、下積みをすることをなんの苦にもしないのだ。そして何時の間にか最前線の人間を脅かし、追い越していく。これも当たり前のように。

巷では神だの天才だのと言われているが間近でその過程を見てみると普通に一つ一つの手続きを踏んで強くなっていくのである。ただその努力の量が人の数倍なので、そのスピードは傍目には異常に見えてしまうのだろう。

そして

梅原大吾は勝負の天才ではあるかもしれないがゲームの天才ではない
そんな気がする。

ゲームという好きな媒体の中でその能力を発揮しているように感じるのだ。そんな梅原大吾の元で俺の意識は「ゲーム」から「対戦」を経て「勝負」へと当然のように変わっていった。「勝負の強さ」というものはゲーム以外でも充分発揮できる。そして俺はそれを養っていきたいと思ったんだ。

梅原大吾は誰よりも格ゲーが好きで、誰よりも負けず嫌いで、誰よりも貪欲で、(ある意味無欲なんだけど)そして俺が今まで出会ったどのプレイヤーよりも真剣で魅力的だった。

4年前、梅原大吾と知り合って、アールというプレイヤーは変わっていくと思った。だから余談を書くことにした。そのつど変わっていく自分とその時々の価値観や考え、発見を切り取っておために。そして何かに迷ったときは昔の気持ちを思い出せばいい、何も知らなかったあの頃に戻ればいい、そう思うために。

俺は梅原大吾に出会っていなければ数年前に格ゲーをやめていたことだろう。
だから梅原大吾に感謝する、心から。

PS、まあこんな感じでプレイヤーウメハラは尊敬してますよ。
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テーマ:懐かしのゲーム - ジャンル:ゲーム

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コメント

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アールと呼ばれた男
  • Author: アールと呼ばれた男
  • ここにある文章は1999年に書いたものからあります。今見ると、恥ずかしい表現や拙い価値観も敢えて修正はしない。
    そう、敢えてだ。
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